共働きの子育てなんて、無理じゃない?
もう、なんのために仕事しているのかわからない…
本記事は、こんなお悩みが少しでも軽くなればと思って書いています!
百貨店系の接客販売の仕事を、正社員で13年ほど続けてきました!
出産後の共働きでの子育ては、本当にストレスがたまりましたね
この記事でお伝えしていく「共働きの子育てが無理ゲーな理由」を知れば、あなたももう一度自分の生活を見つめ直すきっかけになりますよ。
前半では「共働きの子育てが無理ゲーな理由」について、後半には「どうすれば無理じゃない共働きにできるのか」について紹介していきます。
ぜひ、最後までチェックしていってくださいね!
共働きの子育てが無理ゲーな理由5つ
個人的に感じた、共働きの子育てが無理ゲーになってしまう理由はこちらの5つです。
- 出勤前に倍以上の時間がかかる
- 仕事上がりも時間に追われる
- 家に帰ってからも子どもの準備しかできない
- 子どもの体調不良による、突発の休みや早退の発生
- そもそも仕事が好きではない
もっと細かく挙げれば他にも山のように出てきますが、今回はこちらの5つに絞りました。
共感できる内容も多いのではないでしょうか!
それでは、こちらの5つを実体験を踏まえながら詳しくお伝えしていきますね。
出勤前に倍以上の時間がかかる
まず、出勤前ですが子どもを産む前と比べて倍以上の時間がかかります。
出産前は自分の分だけを準備すればいいけれど、出産後は子どもの準備もしないといけないからですね!
朝もなかなか起きてくれないし、着替えもご飯も思うように進むことは、まずありません。
自分ひとりの時は出かける30分前に起きれば間に合うこともありますが、子どもといっしょだと1時間前でも足りない人も多いでしょう。
出発前の準備だけでもかなりの時間をとられますが、出発後もかなり大変。
保育園に着いてからも「やだ!」と泣き付かれて、なかなか保育園を出発できません。
これで何度か、会社に遅刻連絡することすらありましたね…!
わが家では、家を出る直前におむつにうんちをされて出発できなかったり、登園途中で転んでケガをして家にUターンしたりすることも何度かありました。
おねしょをしていて、出勤前にすべての布団シーツを剥がして洗い直したことも多々あります。
本当に思ってもいないようないろんなことが起きて、想像以上の時間がかかりますね!
ちなみに、わたしは出産前は家を出る40分前に起きても間に合っていました。
出産後は、家を出る1時間半前に起きて、家を出てからはさらに登園にかかる時間+駅に行くまでの時間で、さらに20分かかるように。
なので、出産後には出勤までにかかる時間が1時間以上増えたことになります。
これをやっているだけで、共働きの家庭はほんとうにすごいと思いますよ!
仕事上がりも時間に追われる
出勤前と同じように、仕事上がりも時間に追われます。
というのも、延長時間になる前に子どもを迎えに行かないといけないからですね!
延長になってしまうと、わたしの住んでいる自治体では30分で3,000円の追加料金がかかります。
1分でも遅れると3,000円の追加料金が発生するので、それはもう毎日必死でしたね…!
わたしは、育休後、通勤時間が1時間15分かかるところに配属されました。
保育園に預けられるギリギリの時間に登園とお迎えをすることになってしまったので、登園はもちろん、お迎えの時間もいつもギリギリ。
帰りの時間に電車が止まってしまっていることもあり、全力で走って滑り込みで間に合わせることもありましたよ…!
お迎え時間がギリギリだとスーパーに寄れないこともあり、思ったように買い物すら行けません。
かといって、お迎えした後に子どもを連れてスーパーに寄るのも面倒だし大変。
仕方なく、家にあるものでご飯をすませるようなことも、よくありましたね
あまりに買い物と晩ごはんの準備が大変なので、途中からヨシケイの宅配食材を頼むようになりました。
ヨシケイの宅配食材について詳しくはこちらの記事で紹介しているので、合わせてチェックしてみてください!
ヨシケイを頼んだ週は、買い物もほとんど行かず、メニューも考えなくて済むので本当に助かりました!
もし、共働きでの食事の準備がストレスなら、いちど試す価値がありますよ!
出勤前の遅刻ほどのストレスはないものの、お迎えの時も時間制限はあるので意外に疲れます。
出産前にはわからなかった「退勤時間になったらダッシュで帰るママの心境」が、今なら痛いほどよくわかりますね。
家に帰ってからも子どもの準備しかできない
保育園へ迎えに行って家に帰ってからも、基本的には子どもの準備に関わることしかできません。
食事の用意はもちろん、食事中も作ったご飯は散らかしたり、こぼしたりで、子どもの世話で手一杯。
自分のことは、たいてい後回しです。
お風呂も、自分で体を洗うようになるのは3〜4歳ごろになってから。
「お風呂へいっしょに連れて行けばいい」ということにはなりません。
子どもを洗って湯船に入れて遊ばせていても、自分が洗い終わってお風呂に入ろうとしたら「もう出たい」
お風呂に浸かれずに出ることも、何回もありましたね…!
かといって別の日には、遊んでまったくお風呂から出る気がなく、親が倒れるぐらいのぼせてしまうこともありました。
まったく先が読めないので、決まった手を打てないのが本当に大変ですね。
もちろん、寝るまでの準備も大変で、歯は磨いてくれないし、磨かせてもくれません。
逃げ回る子どもを捕まえて歯を磨くのは、4歳になろうとしている今でも続いていますね
寝るときも、もちろん素直に寝てくれることはほとんどありません。
まず、ひとりでは寝てくれないので親がいっしょに添い寝します。
親が添い寝をしても遊び出したり、起きておもちゃを取りに行ったりとすることもよくあります。
30分〜1時間以内に寝てくれれば、いい方ではないでしょうか
ここで「子どもを寝かしつけた後は自分の時間」と思う方もいるかもしれませんが、そうはいきません。
というのも、いっしょに添い寝をしてまたリビングに戻るのは至難の業。
仕事をして浸かれている状態で、暗闇の中子どもといっしょに添い寝をして戻れる人は、そうそういないのではないでしょうか。
わたしはもう、帰宅後の自分の時間は諦めて、子どもといっしょに寝てしまっていますね
このように、出勤日は家で自分の時間を作れずに終わることが大半です。
子どもの体調不良による、突発の休みや早退の発生
共働きのストレスでいちばん無理ゲーだと感じてしまうのは、子どもの体調不良による突発の休みや、早退の発生です。
自分自身の体調不良や突発の休みですら、当日の欠勤の連絡はストレスが溜まりますよね。
そこへ、子どもの体調不良でも欠勤の連絡をしないといけなくなってくると、更に精神的な負担がかかってきます。
こういう時に限って、自分が担当の仕事が入っていたりするんですよね…!
とくに0〜1歳半ぐらいまでは発熱が多く、月に1〜2回ぐらいは突発で休んでいました。
一度発熱すると2〜3日は熱があるので、トータルすると月に4〜5日有給を消化。
初年度に20日あった有給は、1年持ちませんでしたね
わたしの仕事はシフト制の接客業だったので、現場の人員は常にギリギリ。
時短勤務で早番だったので、開店後に出勤予定だった中番のスタッフを早朝連絡で叩き起こしての欠勤連絡だったので、本当にストレスでした。
欠勤になるたびに、「時短勤務の自分じゃない方が、どう考えても職場にとってはいいよなぁ」と思っていましたね
そもそも仕事が好きではない
今自分がしている仕事が好きなのであれば、大変でもやっていけるかもしれません。
ですが、そもそも今している仕事が好きではないと、「生活費(お金)のためだけの仕事」になっているので、精神的にかなりつらいです。
出産前は「お金のためだから」と、耐えながら仕事ができていた部分もあるでしょう。
ですが、そこへ更に仕事以外の時間も「慣れない子育てでのストレス」が溜まっていくので、仕事でも家でもストレスが溜まっていくことになります。
ひとりになれる時間もほとんどなく、職場でも家でもストレスが溜まっていたのでは、自分を保てるはずもありませんよね…!
これが、まだ「今やっている仕事が好き」なのであれば、職場でのストレスが少ないので持つでしょう。
ですが、「今やっている仕事が嫌い」なのであれば、1日中ストレスにさらされているので、かなり危険ですよ。
わたしはストレスが溜まりすぎて、子どもに八つ当たりしてしまったことがあり、とても後悔しています。
どうでもいいような理由で、怒鳴ったりしてしまったこともあり「このままではダメだ」と思って、仕事や人生について強く考え直しました。
もし、あなたもストレスがたまって、家族に八つ当たりしているのが気付けるのであれば、あなたにとって何がいちばん大切なのかを考え直してみてください。
仕事やお金よりも、もっと大切なことが見つかるかもしれませんよ
無理じゃない共働きに変えていく方法
続いては、無理じゃない共働きに変えていく方法についてお伝えしてきます。
無理じゃない共働きに変えていく方法はこちらです。
- 自分や家庭に合った仕事に変える
それでは、こちらについて詳しくお伝えしてきますね!
自分や家庭に合った仕事に変える
「共働きが無理ゲー」と感じてしまうようであれば、自分や家庭の状況に合わせた仕事に変えていくのがいいでしょう。
「共働きでの子育てが無理」なので、働き方か子育てを見直す必要がありますが、子育てを見直すよりも、まずは仕事を変えたほうが難易度が低いです。
ですが、時短勤務の正社員の場合は、同じ条件での転職は厳しいと思っておいた方がいいでしょう。
時短勤務のまま正社員で採用してくれるのは、よほど仕事ができる人ぐらいしかないからですね
わたしは正社員在職中に転職活動をしましたが、同じような条件で時短勤務になるようなところは見つけられませんでした。
同じような条件での転職は厳しいですが、条件を下げての転職はできます。
例えば、正社員を諦めてシフト制の派遣や、バイトへの変更ですね
間違いなく年収は下がりますが、正社員と比べると責任が軽くなったり、時間の融通は利くようにはなるはずです。
年収は確実に下がるので、あなたの今の生活水準も下げざるを得ないのがデメリットですね
正社員で時短勤務をしていると、お金の面も考えて転職はあまり現実的ではないと感じてしまう人が多いでしょう。
だけど「無理が続く、今の仕事での共働きもしたくない」と思っていますよね
そんなあなたには「正社員の間に副業をして、副業が成功したら独立する」という方法があります。
わたしがやったのも、正社員の時短勤務の間に副業を始めて、息子が保育料無償化になるタイミングで独立しました。
いきなり実績もないままの独立は難しいですが、副業が慣れてきた頃の独立なら怖さが半減しますよ!
独立して開業届を出せば、在籍中の保育園に預けたまま職を変えることもできます。
フリーランスだと保育園は入所しずらいのですが、すでに保育園に入っているなら、変更届を出すだけで大丈夫でした!
副業をすると、仕事へ姿勢も変わってきて、意外に「今の仕事も楽しくできるところがあるかも」と、転職せずに済むこともあります。
ですが、「どう考えても今の仕事はつらい」と思うようであれば、心機一転、副業を始めてみてください。
わたしが主婦におすすめしている副業については、こちらの記事で詳しくお伝えしています。
ぜひ、あなたにできる副業を探してみてくださいね!
他にも、正社員の間に副業をするための方法が書かれた書籍、國富竜也さんの「副業の思考法」もおすすめです。
おすすめされている副業は一般的な主婦にはおすすめしにくいものが入っていますが、「副業の考え方」はとても参考になりますよ。
他にも副業はもちろん、家計全般の考え方を教えてくれる両@リベ大学長の「お金の大学」もおすすめです。
こちらの書籍は、フルカラーで画像も多くてとっても読みやすいですよ!
副業について深く知りたいなら國富さんの「副業の思考法」
副業も含めて、家計全般、お金のことを知りたいなら両学長の「お金の大学」を読んでみてください!
安心して子育てができる仕事にチャレンジしてみよう!
さて、いかがだったでしょうか!
正直なところ、「夫:フルタイム正社員、妻:フルタイムor時短正社員」だと、共働きでの子育ては無理ゲーに感じてしまう家庭が多いでしょう。
とくに、保育園の登園やお迎えは時間の制限もあるので、毎日相当なストレスがかかっているはずです。
自分の時間を惜しんで、毎日子育てと仕事を両立してるだけでもすごいことですよ!
「共働きでの子育てが無理」と思うのは、今あなたが在籍している会社が「子育てへの理解が薄い」可能性もあります。
あなたが子育てをしながら真面目に働いていても、あまりに肩身がせまいようであれば、それは仕事を変えたほうがいいタイミングかもしれませんよ。
子育て中の正社員だと、同じ条件での転職は厳しいと言わざるを得ません。
看護師などの専門職であれば引く手あまたなので同条件での転職もできますが、一般的な仕事においては難しいです。
そんな時は、年収と生活水準を下げて派遣やバイトなどのストレスが少ない仕事に変えることも考えてみてください。
生活水準を下げることや正社員でのストレスよりも、安心して子育てできる軽い仕事の方が満足度が高いこともありますよ。
ですが、中には「お金は欲しいけど、つらい仕事もしたくない」と感じる人もいるでしょう。
そんな人は正社員を続けたまま、自分に合った副業を始めてみて「成功したら独立」を目指してみてください。
自分に合った副業が収入になり、それが本業になれば仕事もつらいものではなく「楽しいもの」になっているはずです。
独立すれば、フリーランスになるので仕事も子育ての時間も自分で選べるようになります。
子どもが急な熱を出しても、周囲を気にせず休めますよ!
今は、共働きの子育ては無理ゲーかもしれません。
ですが、あなたの今の仕事を考え直して、転職や副業をやってみることで、その生活から抜け出せるようになりますよ!
転職には勇気、副業には根気が要ります。
わたしは両方とも試して、副業の道を選びました。
あなたも、ぜひチャレンジしてみてくださいね!