こんにちは、よっしーです!
みなさん、舟和の芋ようかんは知ってますか?
東京観光で有名な浅草に本店をおく、老舗和菓子屋「舟和」の代表商品です。
東京土産といえば「舟和の芋ようかん」と思うかたも多い一方、老舗で知名度も高いために
「ああ、舟和の芋ようかんね。知ってる知ってる」ともなりがちです。
ですが、ちょっと待ってください!
企業の平均寿命が30年と言われるなか、創業の1902年(明治35年)から現在まで知名度を維持しながら、変わることなく芋ようかんをメインに販売を続けているなんてすごいと思いませんか。
ロングセラーと言われているお菓子の代名詞、カルビーのポテトチップスですら1975年の販売です。
そう、舟和の芋ようかんはすごいのです。
そして、長く愛されているには理由があるのです。
今回はお菓子販売業を10年勤めてきて、数多くのお菓子を食べてきたヨッシーたろうが、この舟和の芋ようかんの魅力について、とことんお伝えしていきます!
本記事の内容はこちらの流れで、お伝えしていきます。
- 舟和の芋ようかんとは
- 舟和の芋ようかんのメリット・デメリット
- 舟和の芋ようかんの購入方法
では、さっそくいってみましょう!
舟和の芋ようかんとは
まずは舟和の芋ようかんについてお伝えしていきますね!
舟和の芋ようかんですが、冒頭でもお伝えしたように老舗和菓子屋「舟和」の代表商品です。
創業当時には高級品だった煉ようかんを、庶民でも食べられるようにと、舟和の創業者が芋ようかんを考案したのがはじまりとなっています。
この舟和の芋ようかんですが、なんと、さつまいもをひとつひとつ皮を向いて作りあげています。
近年は野菜や果物の皮むきも機械処理が多くなってきている中、舟和では1つずつ皮をむいているということで、職人のこだわりを感じますね。
また、何よりすごいと思ったのが、原材料の少なさです。
着色料・保存料・香料は一切使わず、「さつまいも・砂糖・少量の塩」だけで作っています。
原材料がたったの3つだけです。
正直、最初にこれを知ったときは衝撃が走りました。
他にも百貨店などで売られているような、おいしいお菓子を食べてきて原材料などを見たりするのですが、
鎌倉土産の鳩サブレーですら「小麦粉・砂糖・バター・鶏卵・膨張剤」
名古屋土産のゆかりですら「えび・小麦粉・澱粉・砂糖・食塩/調味料」
個人的に好きなヨックモックのシガールですらも「バター・砂糖・液卵白・小麦粉・アーモンドパウダー/香料」
となっています。
そう、どんなに頑張っても、原材料が5種類ぐらいにはなってしまうものなのです。
そんな中「さつまいも・砂糖・塩」だけです。
しかも、おいしい。
ちゃんとお菓子として成り立っている。
こんなのはなかなか、ありませんよ!
ちなみに、原材料の少なさだけで言えばとらやの「夜の海」というようかんも「砂糖、小豆、寒天」と3つで少ないのですが、いかんせん値段が高いのです。
味もブランドも間違いはなくギフトとしては一級品ではありますが、とらやのようかんはなかなか身近に感じることができません。
ですが、舟和の芋ようかんはリーズナブル!
お土産にも自分のおやつ用にも、お財布を痛めることなく買えるお値段です。
5本入だと648円です。
(ちなみにとらやのようかんは、サイズが半分ぐらい、同じ5本入りで1620円です)
手が届く値段なので、わたしもちょくちょく自分用に買っています
だんだん、舟和の芋ようかんが気になってきましたよね!
このように多くの魅力を感じる舟和の芋ようかんですが、もちろんデメリットもあります。
次の項目では、メリットはもちろんデメリットも一緒にまとめて、お伝えしていきますね!
舟和の芋ようかんのメリット・デメリット
ではこの項目ではヨッシーたろうが感じた、舟和の芋ようかんのメリットとデメリットをお伝えしていきます。
ではさっそくいきましょう!
舟和の芋ようかんのメリット
- 原材料の少なさ
- 口当たりが滑らか
- 素材そのものの味が楽しめる
- 価格がお手頃
「原材料の少なさ、価格がお手頃」に関しては、先の項目でお伝えした内容と重なるので、
ここでは味や食感に関する「口当たりが滑らか、素材そのものの味が楽しめる」について、詳しくお伝えしていきます!
まず、口当たりに関してですが、舟和の芋ようかんは「とてもやさしい」口当たりになっています。
あんこで例えるなれば、こしあんです。
かといって、柔らかすぎるわけでもなく、ちょうどかたさ(重量感)とやわらかさの程よいバランスに保たれていて、こどもからお年寄りまで食べやすく仕上がっています。
そして、味に関しては「さつまいもの味そのまま」を感じることができる、素朴な味わいに仕上りに。
甘すぎることがないのが、魅力です。
原材料の表記からもわかるのですが「さつまいも・砂糖・塩」の順番なので、やはりさつまいもをメインに作られていますね。
逆にとらやのようかんは「砂糖・小豆・寒天」の順番なので砂糖が多く使われているのがわかります。
※原材料表記ですが、多く使っているものから表記するようになっています
もう、アメリカンに「お菓子は甘さ一番!」となると別の商品がいいかとは思いますが、素材本来のおいしさを楽しめるお菓子がお好みであれば、間違いのない商品です。
舟和の芋ようかんのデメリット
さて、続いては気になる舟和の芋ようかんのデメリットです。
- 日持ちが短い
- 夏場の持ち帰りが不安
こちらも解説して参りますね!
まずは「日持ちの短さ」に関してですが、余計なものが入っていないためにやはり賞味期限は非常に短いです。
目安としては購入から2〜3日と考えておいた方が無難でしょう。
もし東京土産として選ぶのであれば、帰る日に買うことをおすすめします。
持ち帰りではなく配送であれば、賞味期限が指定着日を含めて2〜3日になるので、買う日にちは気にしなくてもよくなりますよ!
もう1つのデメリットの「夏場の持ち帰りが不安」という点ですが、この舟和の芋ようかんは意外にも冷蔵品となっているのです。
夏以外の季節は、持ち帰りの面であまり気にしなくても大丈夫なのですが、近年は夏場の外気温が異常に高いために、長時間高温にさらされると傷んでしまう可能性があります。
移動が新幹線などであれば心配ないのですが、車に載せる場合は、屋外駐車場に長時間停めるなどしていると傷んでしまうかもしれません。
もしそういった心配があるようであれば、送料はかかってしまいますが、配送を選んでおいた方が無難かもしれません。
送料かけるのはもったいないと思いがちですが、せっかく購入したおいしい芋ようかんを劣化させてしまうのも考えもの。
その時の状況で、ベストな持ち帰り方法を選んでみてくださいね!
舟和の芋ようかんの購入方法
舟和の芋ようかんの購入方法ですが、たくさんあります。
- 直営店
- 百貨店
- 駅ナカ
- サービスエリア
- 空港
- 通販
個人的におすすめなのは、やはり浅草にある本店(直営店)ですね!
レトロな雰囲気があり、老舗和菓子屋「舟和」を堪能できます。
しかも、2〜3階は喫茶室になっているのでお茶も楽しめるようになっているのです。
どうしても場所が浅草なので観光で来る場合はいいのですが、日常使いであればお近くの百貨店や駅ナカを探してみてはいかがでしょうか。
入退店の変更もあるので、お手数ですが詳しくは舟和の公式ホームページをご覧くださいませ。
もし「販売店が遠い」 「東京にいく機会がない」ようであれば通販もしているので、身近なネット通販を選んでみてください。
さて、いかがだったでしょうか。
この舟和の芋ようかんにはアレンジもできますので、よければこちらの記事も参考にしてみてください!
芋ようかんを買ったとき、販売員さんに教えてもらったレシピです。
今後もおすすめのお菓子などを紹介していきますので、よろしくお願いします。
ではでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました!