共働きの子育てはいっつも後悔ばっかり…
だけど正社員だしお金も要るし、仕事は辞められないわ
本記事は、こんなお悩みが少しでも軽くなればと思って書きました!
百貨店系の接客販売の仕事を、正社員で13年ほど続けました
共働きでの子育ては、子どもへの申し訳なさでいっぱいでしたね
この記事でお伝えしていく「共働きの子育てでの後悔」を見れば、今の状態での生活を見つめ直すきっかけになりますよ。
前半では「共働きの子育てでの後悔」について、後半には「共働きでの子育てで後悔しないための方法」について紹介していきます。
ぜひ、最後までチェックしていってくださいね!
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共働きの子育てでの後悔3つ
ここでは、わたしが正社員で共働きの子育てをしていたときに感じた後悔について紹介していきます。
出産後、共働きの子育てで感じた大きな後悔はこちらの3つです。
- 子どもの発熱より、会社への欠勤連絡を気にしてしまう
- たまったストレスで、子どもに八つ当たりをしてしまう
- 休みの日になっても、気持ちよく遊んであげられない
もっと細かく挙げれば他にも山のように出てきますが、今回は厳選してこちらの3つに絞りました。
共働きのママは、共感できる内容も多いのではないでしょうか!
それでは、こちらの3つを実体験を踏まえながら詳しくお伝えしていきますね。
子どもの発熱より、会社への欠勤連絡を気にしてしまう
まずは何と言っても、子どもの発熱よりも会社への欠勤連絡を気にしてしまっていたことです。
とくに0歳〜1歳半になるまでは、月に1〜2回は発熱で欠勤。
いちど発熱すると2〜3日は熱が下がらないので、月に3〜5日ぐらいは有給を消化して休むことが、1年近く続きました。
子どもが熱を出すと、夫と相談して「どっちが休むかどうか」の話し合いです。
今日はどうする、どっちが休む?
ちょっと今日は会議だから無理だなぁ
その代わり明日も熱だったら休むよ
了解
じゃあ今日はわたしが休んで、明後日はまた様子見て決めよう
オーケー
明後日も、スケジュール確認しとくね
子どもが熱を出して休むたびに、こんなやりとりが繰り返されます。
幸い、わたしの夫はありがたいことに看護休暇が取れたので、わたしと半分ずつで休んでくれました。
ですが、ほとんどの場合はパパは出勤で、ママがすべて休むことの方が多いのではないでしょうか
当日の欠勤連絡は本当にストレスで、毎回どんよりした気持ちで会社に連絡していました。
というのも、当日欠勤は自分がやるはずだった仕事をぜんぶ同僚にお願いすることになってしまうからです。
ちなみにわたしは百貨店などでの接客・販売業でした。
人員は基本的には最低限。
早番・中番・遅番を、自分を含めた3人で運営する日もよくあります。
わたしの職場は人件費のこともあり、中番はお店の開店時間後の出勤になっていました。
早番である自分が欠勤になってしまうと、開店時に店員がいないままです。
なので当日欠勤のときは、早朝に中番へ連絡をして、開店前に出勤してもらうようにしていました
中番の同僚からしてみれば、寝ているときに「子どもが熱を出したので、開店前に出勤して準備してください」という連絡を受けるわけです。
このときは、もう同僚に嫌われても仕方ないと思っていましたね…
これが月に1〜2回、約1年間続いたのでストレスはたまる一方。
子どもが熱を出すと「病院に連れて行かなきゃ」と思いはするものの、「また熱?!会社への連絡がうつだなぁ…」と、欠勤連絡の心配の方が大きかったです。
「こんな仕事を優先するような考えの親なんて」と、後悔がどんどんたまっていきましたね
たまったストレスで、子どもに八つ当たりをしてしまう
次に大きい後悔が、自分にたまっていったストレスで、子どもや家族に八つ当たりをしてしまっていたこと。
共働きでの子育ては、仕事がある日はまったく余裕のないスケジュールです。
- 朝は家を出る1時間以上前に起きて、子どもと自分の準備
- 家を出ても保育園に連れて行くまで一苦労
- 保育園に着いて預けてからは、出勤に間に合う電車に乗り遅れないようダッシュ
- 仕事をするものの、保育園からの呼び出しがないかヒヤヒヤ
- 同僚より短い時間で帰る、罪悪感を抱きながらの退勤
- 保育園の降園時間に間に合うように、ダッシュでお迎え
- 子どもを連れて帰ってからは、晩ごはんの準備とお風呂でてんやわんや
- 嫌がって逃げ回る息子を捕まえての歯磨き
- ひとりで寝てくれないので添い寝
- 何も自分のことをしないまま、子どもといっしょに睡眠
わが家では、こんな感じの1日が息子が3歳になるまで続きました!
こんな状態がずっと続くので、仕事と家でのストレスは最高潮に。
ストレスがたまり切ると、どうでもいいようなことでも、子どもや夫に八つ当たりをしてしまいます。
わたしがいちばん後悔しているのは、家事が間に合わず家が散らかっているときに「なんでこんなに散らかってるの!」と、子どもを抱っこしたまま怒鳴ってしまったことです。
そのときは、子どものおもちゃで散らかっていたわけではなく、いろんなものが床に雑然と置かれていて散らかっていました。
息子は別に何も悪いことはしていません。
叱られたと思った息子は、泣きそうな顔でわたしを見て「ぼく、何かわるいことした?」と言いました。
このときに、ハッと我に帰って息子に八つ当たりしていたことに気づきます。
そのあとは「ごめんね、ごめんね」と罪悪感と後悔で1日を過ごすことになり、夜も眠れませんでした。
このときの、息子の声と表情は今でも鮮明に残っていますね…
これ以降、なるべく八つ当たりをしないよう心がけました。
ですが、八つ当たりをしないように心がけたとしても、根本的にストレスがなくなっているわけではありません。
八つ当たりする回数は減ったかもしれませんが、ずっとイライラはしていましたね
休みの日になっても、気持ちよく遊んであげられない
3つ目の後悔が、休みの日になっても気持ちよく遊んであげられなかったことです。
というのも、出産前だと休みの日には好きなだけ寝て、その後もやりたいように遊んでいました。
ところが出産後は、子どもが朝早く起きるのでゆっくり寝ていられません。
「もっと寝たいのに」と思いながら起きるので、朝からイライラしてしまいます
起きてからも、休みの日のスケジュールは子どもが中心。
「子どもが楽しめること」で、1日のやることが決まっていきます。
親は買い物に行きたくても、子どもが「公園に行きたい!」と言ったら、公園に行くことに。
親は好きな料理を食べたくても、子どもが食べられないメニューは作るわけにいきません。
自分のことより子どもがやりたいことを常に優先していたので、休みの日にもストレスがたまるように。
最初はいっしょに楽しく遊んでいましたが、だんだん「しょうがないか」と惰性で遊ぶようになってきてしまいました。
子どもはすごくキラキラした目で「見てみて!こっちきて!」とわたしの手を引いてくれるのですが、わたしは死んだ魚のような目をして「はい、はーい」と着いて行くだけ。
休みの日でも、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたね…
出産前から、共働きだと忙しくなるのはわかっていました。
ですが実際になってみると想像以上に大変で、休まる日はなく、ストレスはたまる一方。
心にまったく余裕がなく、共働きの子育てでは後悔ばかりが続いていましたね
共働きでの子育てで後悔しないための2ステップ
前述したように、共働きだと毎日を回すだけで精一杯で、自分に余裕はなく、子育ては後悔ばかりです。
ですが、このまま何もせずに後悔してもいられませんよね
そこで、ここからは「共働きの子育てでも、なるべく後悔しないようにするための方法」について紹介していきます。
我流ではありますが、ぜひ参考にしてみてください!
わたしが実践した、共働きでの子育てで後悔しないための2ステップはこちらです。
- やりたいことの優先順位を考える
- 本当に必要なこと以外はやらない
それでは、こちらの2つについて詳しくお伝えしていきますね!
本当にやりたいことを考える
まずは、子どもではなく「あなたが人生において、本当にやりたいこと」を考えてみてください。
あなたが本当にやりたいこと考えることで、今の自分を見つめ直すことができ、これからの後悔をなるべく減らすことができますよ。
ちなみに、わたしはまず自分がやりたいことや理想を紙に書き出して考えました。
紙に書き出した内容はこちらです。
- 子どもが熱を出しても気にせず休みたい
- 小一の壁を気にしない仕事がしたい
- 自分に向いている仕事がしたい
- 自分の生理痛や体調不良でも休みたい
- 好きな時に休みを取りたい
- 給料は今より低くていい
- 家族との時間を大切にしたい
- 家を常にキレイにしておきたい
理想が詰まっているので、まるで夢物語ですね!
書き出したのをみてみると、わたしの中では「お金(給与)」の優先度は低いように感じました。
また、仕事もしたくないわけではなく、「小一の壁を気にしない仕事」「向いている仕事」であればいいこともわかりました。
最後に、「自分が思うように休みを取りたい」こともわかりました。
これをみて真っ先にわかったのが、今の正社員での接客・販売業の仕事では、「将来は自分の理想と真逆の状態になる」ことです。
正社員を続けていたのは「安定してお金が欲しかったから・貯めたかったから」
ところが、今はそれほど高い給料は必要としていません。
さらに、子どもが小学生に上がると時短勤務も解消され、勤務時間が12:30〜21:30になる可能性もあります。
これでは、子どもが小学生に上ったあと学童に預けていたとしても間に合いません。
そして、接客・販売業はシフト勤務のため、そもそも休みの融通はききません。
どちらにしても、今の仕事のままでは子どもが小学生に上がった時点で「詰んでいた」のです
自分が求めている人生とは逆の方向に向かっているのに、何も考えずに「正社員だから続けなきゃ」と思って仕事していたので、ストレスがどんどんたまっていくわけです。
自分がやりたいことがわかったので、続いてやりたいことを優先順に並べかえていきます。
わたしがやりたいのは、上記を挙げてまとめてみたところ、結局はこちらの3つ。
- 家族優先
- 在宅ワーク
- 自由に休める
そして考えた結果、この3つの中でやりたいことをひとつに絞ったら「在宅ワーク」になりました。
というのも、在宅ワークが実現すれば、自由に休めるし、いつでも家庭が優先できてしまうからです。
ということで、わたしは「在宅ワーク」ができるようになるのを目指して、行動することにしました!
もちろん、これはあくまで「わたしの例」なので、やりたいことは千差万別です。
「将来のお金」が最優先の人もいれば、「家族との時間」「趣味や娯楽」が優先の人もいるはずですよ!
あなたが本当にやりたいことを、3つぐらいまで絞ってみてくださいね!
本当に大切なこと以外はやらない
本当にやりたいことが決まったら、あとは優先順位が高かった本当に大切なこと以外はやらないようにしていきます。
すべてやりたい、叶えたいというのもわかりますが、「二兎追うものは一兎も得ず」という言葉通り、全部追っかけていると、全部失いかねません。
もし、「子どもとの時間」が優先になったのなら、給料が下がったとしても、仕事を辞めたり転職したりすることもあるでしょう。
「将来のお金」が優先になったのなら、娯楽にはお金を使わず、正社員の仕事をそのまま続けることもあるでしょう。
「趣味や娯楽」が優先になったのなら、今の仕事は続けたまま、子どもとの時間を減らすこともあるかもしれません。
子育て中の共働きの家庭は、やることがいくらでもあります。
すべてやろうとすると共働きの子育てでは時間やお金に縛られて、どんどんストレスがたまる一方。
あなたのストレスがたまってイライラしていては、共働きの子育てでは後悔することばかり起きてしまいます。
満タンのコップに水を注いでも、水は溢れ出すだけ。
入っている水を捨てれば、また水を入れられるようになるのと同じように、本当に大切なこと以外はやらないようにすると、あなたの心にも余裕が出くるはずです。
もしかしたら、中には実践してみても以前とあまり変わらない人もいるかもしれません。
ですが、「自分が決めた、本当に大切なことをやっている」と納得している前と後では、同じ行動でも、気持ちが変わってきているはずですよ。
ちなみに、家庭が優先にできるような在宅ワークをすることに決めたわたしは、在宅ワークをするための勉強や実践の時間が必要になりました。
というのも、さすがにいきなり正社員の接客・販売業を辞めて、まったく経験のない在宅ワークをするにはハードルが高すぎたからです。
なので勉強の時間を捻出するために、今まで当たり前にやっていたことをどんどん手放していきました
- テレビや動画は見ない
- スマホも通知オフにして極力見ない
- 通勤時間は勉強
- 掃除や家事は時短家電を導入
- 料理は宅配食材を導入
- 料理が面倒なときはお惣菜や冷凍食品
- 食材以外は基本ネットで購入
- 服はユニクロか無印(着るものを固定)
- 化粧品は最低限のみ
- 友達と遊びに行かない
「趣味や娯楽」「家事全般」「衣類・化粧品」「お出かけ」などの優先度が低かったものは手放して、今ではそれが普通です。
多くのものを手放したおかげでかなりの時間が浮き、在職中にも関わらず自分の時間が増えた感じがしました。
なので今の仕事を変えなくても、工夫すれば共働きの子育ての忙しさを軽くするこはできますよ!
もし、自分の時間を増やしてみたいと思ったら、メンタリストDaiGoの「超時間術」がおすすめです。
「そもそも時間を作らないと、在宅ワークをするための時間がない!」と気づいて本屋に行き、一念発起したあと最初に購入した本です。
内容もとてもわかりやすく、早いと1日で読み終わりますよ!
このように、何かを手放せば、そのぶん別のものを掴めるようになります。
今回あなたが考えた「自分の人生で、本当に大切なこと」をだけを目指して、行動してみましょう。
きっと共働きの子育てでも、今より充実した生活が送れるようになりますよ!
あなた自身が後悔のない人生に向かって、行動してみよう!
さて、いかがだったでしょうか!
共働きの子育ては、時間も余裕もなくて後悔ばかりの毎日が続きます。
とくに、子どもへの八つ当たりは罪悪感しかないので、絶対に避けたいところです…!
共働きの子育てにおいて後悔してしまうのは、やはり共働きをすることで子育てに時間をかけられないことが原因なことが多いです。
ですが、子育ての時間を増やすには、何かの時間を減らさないといけません。
それは仕事かもしれないし、家事や娯楽の時間かもしれません。
それを見極めるためにも、やりたいことの優先順位を考えて、それだけに集中できるようにしてみましょう。
必要なこと、大切なことだけをすれば、共働きの子育てでも今より時間も余裕も生まれてきますよ。
\ 主婦の夕方が一気にラクになる!/