本記事は2020年11月18日に投稿しており、その時までの実際に自分が使っていた方法をお伝えしています。
本記事タイトルの内容に関しては、前回に更新してあった2021年4月1日の内容のままにしてあります。
ご承知の上で、読み進めて頂ければ幸いです。
洗たくマグちゃんにおける、消費者庁からの景品表示法の措置命令に関してなどは、お手数ですが宮本製作所の公式ホームページにてご確認くださいませ。
2022年6月現在、洗たくマグちゃんのホームページで確認したところ、洗たくマグちゃんは「洗濯補助用品」となっています。
「消臭」における効果は実証されているので、消臭効果は期待できますよ!
ただ、汚れ落ちに関しては明記されてはいません。
「通常のお洗濯に洗濯マグちゃんを入れる」となっていることから、汚れ落ちに関しては洗剤が必要かと思われます。
ですが以前の消費者庁の申し入れは、マグネシウム粒が入った洗たくマグちゃんが指摘されていました。
なので、洗濯用液体マグちゃんは、汚れ落ちも問題ないでしょう。
液体用の洗たくマグちゃんなら、すぐにアルカリ水が作れますしね!
消費者庁から指摘は入りましたが、わたしは変わらずマグちゃんを使っています。
匂い残りがなくなるのは助かりますからね!
汚れ落ち効果が期待できないのは、少し残念です。
ですが、もし「匂いが落ちるだけでも十分!」と思うようであれば、環境のためにも「水とマグちゃんだけの洗濯」という選択もアリではないでしょうか。
わが家ではまだ子ども服の汚れも激しいので、洗剤とマグちゃんの合わせ技でいこうかなと思っています!
こんにちは、よっしーです!
みなさんは「洗たくマグちゃん」を知っていますか?
数年前に一躍有名になった、洗剤を使わなくても洗濯ができてしまう魔法のような洗濯グッズです。
この洗たくマグちゃんをこれから使いたい、買ってこれから使おうと思っているのであれば、この洗たくマグちゃんをどのようにして使っていけばいいのか気になりますよね。
もちろん、基本的な使用方法については商品パッケージの裏だったり、公式ページにも書かれています。
ですが、実際に使ってみて「さらにこうやって使っていくともっと便利!」と感じたところもあったのです!
実際に調べてみて、洗たくマグちゃんの効果についての記事は他にもたくさんあるのですが、「基本的な使い方」について語られているところは少ないです。
ちゃんとした使い方を知っていないと、せっかくのマグちゃんも効果を発揮しきれません!
ということで本記事では、実際に洗たくマグちゃんを5年近く使っているわたしが、「洗たくマグちゃんの賢い使い方」について、わかりやすくお伝えしていきます!
本記事はこんな悩みを持ったあなたにおすすめです
- 洗濯マグちゃんの基本的な使い方を知りたい
- 洗濯マグちゃんの効果的で賢い使い方を知りたい
意外にも基本的な使い方を知らず、洗たくマグちゃんを間違った方法で使い続けている人は多いです。
というのも、わたし自身が使い始めの頃ちゃんと説明書を読まずに使っていました。
「本当に効果あるのかな、コレ?」と感じていたので、もう一度公式ページをしっかり見たり調べたりして、間違っていたことに気づけたのです。
もし見直すことがなかったら、間違えたまま使って効果を実感することもなく、使うのをやめていたかもしれません。
ですのでぜひこれを機に、正しく洗たくマグちゃんを使って、エコで節約、洗浄・消臭効果の高い洗濯ライフを手に入れましょう!
- 洗たくマグちゃんとは
- 洗たくマグちゃんの賢くて正しい使い方
- 洗たくマグちゃんのおすすめの管理方法
表や図解も入れて、わかりやすくお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、さっそくいってみましょう!
洗たくマグちゃんとは
まずは「洗たくマグちゃん」とはどういうものかお伝えしていきますね!
「洗たくマグちゃん」はマグネシウムと水だけで洗濯をしてくれる、洗濯便利グッズです。
洗剤を使わずマグちゃんのみで洗濯ができるので、人にも環境にもよく、とても人気があります。
なんで、マグネシウムと水だけで汚れやニオイが落ちるのかも気になりますよね!
どうやら、マグネシウムは水と反応して水素の気泡を出し、アルカリイオン水を作ってくれるとのこと。
このアルカリイオン水が洗濯物にくっついている油脂分を分解して石鹸化し、洗剤と同じような効果を発揮して汚れを落としてくれるそうです。
ほんとうに水とマグネシウムだけで汚れが落ちてしまうので、すごいですよね!
そしてさらにありがたいことに、この水素が入ったアルカリイオン水は、カビや汚れも分解してしまいます。
なので洗濯物だけでなく、なんと洗濯槽や排水ホースのカビや汚れもキレイに洗浄してしまうのです!
洗剤がいらないうえに、洗濯物だけでなく洗濯機の掃除もしてくれる!
このような魔法のようなメリットがあるので、洗たくマグちゃんはとっても人気があります。
他にもメリットはたくさんあるのですが、それについてはまた別途記事にて紹介していきますね!
洗たくマグちゃんの賢くて正しい使い方
それではお待ちかねの洗たくマグちゃんの賢くて正しい使い方をお伝えしていきます!
洗たくマグちゃんの使い方の流れはこちらです。
- 洗い方や容量に合った洗たくマグちゃんを使う
- 洗たくマグちゃんが長く水に浸かるところに入れる
- 洗濯物を入れすぎない
- 「洗い」の時間は15分以上に設定する
- 洗濯後はしっかりと乾かす
- 使用期限(回数)を守る
項目はたくさんありますが、内容はとっても簡単です!
表などでわかりやすくお伝えしていくので、さくっと目を通して一緒にマグちゃんの使い方をマスターしてしまいましょう!
洗い方や容量に合った洗たくマグちゃんを使う
最初に、洗い方や容量に合った洗たくマグちゃんを選んで使っていきましょう!
洗たくマグちゃんでの洗い方
洗たくマグちゃんでの洗い方ですが、2通り選べます。
- 洗たくマグちゃんのみで洗う
- 洗たくマグちゃんと洗剤の併用で洗う
これだけだと、これからマグちゃんを選ぶ方には「何が違うの?」ってなってしまいますよね!
ざっくりとこの2つの違いをメリットでお伝えすると、このようになります。
- 洗剤が不要になる
- 洗濯のトータルコストが安い
- 環境に優しい
- 洗浄力が高い
- 洗剤の爽やかな香り
2つの洗い方はこのように少しメリットが変わってきます!
ちなみに「マグちゃんのみ」はどういった方におすすめかというと、
- 低価格や環境に優しいものが好き
- 新生児などの小さいお子様がいる
といった、「価格を重視・環境に優しいもの・赤ちゃんの服を洗剤なしで洗いたい」といったあなたにはぴったりの洗い方になります。
わたしも息子が乳児のときは、マグちゃんのみで洗濯していました!
一方「マグちゃんと洗剤の併用」はどのような方におすすめかというと
- 汚れをしっかり落としたい
- 香りが欲しい
といった「洗浄力・香りなどのさっぱり感」が欲しいといったあなたにはぴったりの洗い方です。
ちなみにわが家では2歳息子の服の泥汚れが激しいので、マグちゃんと洗剤の併用で使っています!
同じように、小さいお子様がいて毎回衣服を泥だらけになっているのであれば、洗浄力が高い併用はおすすめですよ。
洗い方と容量に合ったマグちゃんを使う
さて、あなたにぴったりの洗い方は選べたでしょうか!
続きましては「洗い方と容量に合わせたマグちゃん」を決めていきましょう。
自分に合った洗い方に関してはある程度決まっているかと思います。
- 洗たくマグちゃんのみで洗う
- 洗たくマグちゃんと洗剤の併用で洗う
ここからは順番に「洗たくマグちゃんのみで洗う」のときのマグちゃんの必要な量、「洗たくマグちゃんと洗剤の併用」のときのマグちゃんの必要な量をお伝えしていきます!
なおマグちゃんにはたくさん種類があるのですが、ここで紹介するマグちゃんはこちらの「洗たくマグちゃん(洗たく容量〜8kg)」になります!
次の項目でお伝えしていく必要も、こちらの商品の数になっているのでご注意ください!
「洗たくマグちゃんのみで洗う」のときのマグちゃんの量
こちらが「マグちゃんのみ」で洗うときのマグちゃんの量です。
洗たくマグちゃんの量 | ドラム式 | 縦型・2層式 |
---|---|---|
2個 | 洗濯物5kg以下 | 水量35ℓまで |
3個 | 洗濯物7kg以下 | 水量50ℓまで |
4個 | 洗濯物9kg以下 | 水量65ℓまで |
単身やふたり暮らしだと2個、3人以上の家族になってくると3〜4個は必要になってくるのではないでしょうか!
もし最初から、洗たくマグちゃんを3個以上使うとわかっているのであれば、大容量タイプの「ランドリーマグちゃん」というものもあります。
こちらであれば使う数が1〜2個ですむので、たくさんマグちゃんを使わなくてもすむのでおすすめです。
ちなみに「ランドリーマグちゃんのみ」を使う時は下の表を参考にしてみてください!
Lマグちゃんの量 | ドラム式 | 縦型・2層式 |
---|---|---|
1個 | 洗濯物5kg以下 | 水量35ℓまで |
2個 | 洗濯物9kg以下 | 水量65ℓまで |
「洗たくマグちゃんと洗剤の併用で洗う」のときのマグちゃんの量
こちらが「洗たくマグちゃんと洗剤の併用」で洗うときのマグちゃんの量です。
ちなみに洗たくマグちゃんと洗剤を併用する場合の洗剤の量は、通常使うときの半分の量になります!
洗たくマグちゃんの量 | ドラム式・縦型・2層式 |
---|---|
1個 | 洗濯物8kgまで |
マグちゃんと洗剤の併用の時はシンプルに、「洗たくマグちゃん1個と半量の洗剤」となっているのでわかりやすいです。
洗濯物が8kgまでとなっているので、それを超える量を洗濯するときは少し洗剤の量を増やしてみてください!
さて、ここまでで「洗い方や容量に合った洗たくマグちゃんを使う」という準備が終わりました!
ここからは、さっそく洗たくマグちゃんを使っていきます!いっしょに使い方をマスターしていきましょう!
洗たくマグちゃんが長く水に浸かるところに入れる
まずは洗たくマグちゃんを入れるところですが、「なるべく長く水に浸かりそうなところ」に入れてください。
というのもの、水とマグネシウムが反応して効果のあるアルカリイオン水を作るには少し時間がかかってしまうからです!
効果の高いアルカリイオン水を作るためには、洗たくマグちゃんが長く水に浸かり、さらに水の中で動いていた方がいいとのこと。
わが家では縦式の洗濯機で、洗濯機が動き出すと下から水がたまっていき、給水しているあいだも洗濯機が動いています。
なのでこのように洗濯機の底に入れて、その上に洗濯物入れるようにしています!
ドラム式の洗濯機を持ったことがないので、ドラム式はどこに入れるのがいいのかお伝えできなくて申し訳ありません。
ですがドラム式でも、アルカリイオン水を作る課程は一緒です。
「長く水に浸かって、マグちゃんが水の中で動きそうなところ」に置いて、洗濯をスタートしていきましょう!
洗濯物を入れすぎない
こちらは、洗たくマグちゃんで洗濯するに限ったことではないのですが、「洗濯物は入れすぎない」ようにしましょう!
洗濯物を入れすぎると、洗濯物はもちろん洗たくマグちゃんも水の中で動きづらくなってきます。
先ほどもお伝えしたように、マグちゃんは水に浸かった状態で動いていた方が効果があるので、洗濯物を入れすぎてしまうと力を発揮できません!
ここで「洗濯物を入れすぎないって、どのくらいなの?」と気になりますよね。
洗濯物の量は洗濯槽の7割程度がベストです!
もし、7割より多くなってしまうようであれば洗濯を2回に分けるといいでしょう。
逆に量が少ない場合は、水量を基準にして7割程度の洗濯物を入れるようにしてみてください。
わが家でも毎回フル容量回すことはありません!洗濯物の量をみて目安で水量を選んで洗濯しています
「洗い」の時間は15分以上に設定する
こちらがいちばんのトラップポイントなので、要注意です!
必ず「洗いの時間は15分以上に設定」しましょう!
ここまでも何回もお伝えしていますが、洗たくマグちゃんがアルカリイオン水を作るのには時間がかかります。
ここで洗いの時間を15分に設定していないと、効果のない普通の水で洗ってしまうことになります。
けっこう、これをちゃんとできている人って少ないのではないでしょうか…!
というのも洗たくマグちゃんのキャッチコピーは「洗濯物と一緒に入れるだけ」
本当に「ただ洗濯物に入れるだけ」で汚れが落ちると勘違いしていたりします。
わたしも勘違いしていて、しばらくそのまま気づかずに洗濯機の自動コースで洗いが8分のままで長いこと使っていました…
公式ページに行くと「洗い時間を15分以上に設定してください」と書いてあり、「そうだったんだ…洗った気になってた」とショックを受けたのを覚えています。
ですので、これから使うみなさまには本当に気をつけていってほしいです…!
洗いの時間に関しては、洗濯機によってそれぞれ違うと思います。
自動洗濯コースにしてしまうと洗い時間が15分を切ってしまうことがあるかと思うので、少し面倒ですが洗いの時間だけ調整していきましょう!
洗濯後はしっかりと乾かす
洗たくマグちゃんは洗濯が終わったら入れっぱなしにせず、必ず干すようにしましょう。
というのも、洗たくマグちゃんの中身はマグネシウム。
水分を含んだままそのままにしてしまうと、黒くなって酸化してしまいます!
酸化してしまうと、洗たくマグちゃんが洗浄効果のあるアルカリイオン水を作れません。
こうなってしまってはもったいないので、洗濯後は必ず干しましょう。
洗たくマグちゃんの干し方ですが、乾く場所であれば屋外・屋内どちらでもいいとのこと!
ちなみに、屋外の方がマグネシウムが入っているメッシュネットも短時間でよく乾きます。
屋内、特に洗濯機の周りに干しておくと、次洗濯するときにマグちゃんを入れる時が楽です。
よほど洗濯機周りが湿気ていない限りは、屋外・屋内どちらに干しても大丈夫!お好きな方法で干してみてくださいませ
使用期限(回数)を守る
マグちゃんの効果は300回以上、約1年間です!
使用回数が300回も超えてくるとマグちゃんの中身であるマグネシウム粒が小さく丸くなっています。
マグネシウム粒本体も小さく、さらに新品当初はゴツゴツだったマグネシウムの角が取れて丸くなることで、効果が薄れてきています。
300回使ったら、その翌日の301回目から効果が激減!
なんてことはありませんが、マグちゃんの効力は確実に弱まって来ているので、使用後1年を目安に交換していきましょう。
ここで「使用後1年なんて忘れちゃいそう!」と思ったあなた!
続いては、おすすめのマグちゃん管理方法をお伝えしていきます。
簡単なので、ぜひ参考にしていってくださいませ!
洗たくマグちゃんのおすすめの管理方法
マグちゃんの期限は、使ってから約1年後。
使用期限が1年もあとだとカレンダーも変わってるし、どこかにメモしていても、そのメモ自体が「どこだっけ?」と探すことになったりします。
スマホのカレンダーに入力していてもいいですが、機種変更などでスマホそのものが変わってたりもして、管理方法としてはちょっと弱め。
そこでおすすめするのが、「洗濯機本体やフタに使用期限を書いたシールを貼っておく」です!
こちら公式もおすすめしているマグちゃん管理方法。
ですが、洗たくマグちゃん購入時に入っている管理シールがイマイチなのです。
もうちょっとステキなデザインだとうれしかったですね…
ありがたいことに、ちゃんと剥がれるシールにはなっています。
ですが、毎日目にする洗濯機に貼っておくには少しためらうデザインです。
ということで、ここでおすすめするのが無印のマスキングテープ!
無印のマスキングテープは、マジックで文字を書いたりできる優れもの!
しかもシンプルで飽きのこないデザインで、どこに貼ってもきれいです。
わが家では使用期限を書いた無印のマスキングテープを、洗濯機右上に貼っています。
無印のマスキングテープは、切れ目がついている使い勝手のよいタイプもあります!お好みで選んでみてください!
さてこの無印のマスキングテープですが、このように使っていきます。
マスキングテープに記入するのは「使用期限日」と「開封時の洗たくマグちゃんの重さ」です。
ここにきて、「なぜ重さも書くの?」と思った方もいると思います!
なぜ「重さ」を書くかというと、マグちゃんは使っていくうちにマグネシウムが減っていき、次第に軽くなっていくからです。
日付だけを目安にすると、まだ300回使ってない場合や、逆に1日に2回洗たくをしているようであれば使いすぎていることもあります。
重さも一緒に書いておくことで、日付以外の目安ができるので、より正確に管理できますよ!
ちなみに公式では購入時の重さから1割ほど軽くなっていたら交換する目安とのこと。
洗たくマグちゃんは55gなので、50gぐらいになったら交換ですね!
ちなみに、わが家で試しにマグちゃんを測ってみたら57gと増えてしまったので、心配な方は新品でも測り直してみてください。
洗たくマグちゃん まとめ
さて、いかがだったでしょうか!
洗たくマグちゃんは、マグちゃんだけで洗うにしても、洗剤を一緒に使うにしてもメリットがたくさんありましたよね!
洗剤使わなくてもしっかり汚れを落としてくれて、さらに洗濯機や排水ホースの掃除までしてくれる優れもの。
洗剤がいらないのでコスパも環境にもよし!
今回は使い方の紹介だったのでお伝えしきれなかったのですが、汚れ落とし以外にも
- 消臭効果バツグン
- 使用後のマグちゃんを肥料代わりできる
などのメリットもあります。
他のメリットに関しては、また別の記事を書いていきますので、更新まで少々お待ちくださいませ!
洗剤がいらない、もしくは少量で済むことで買い物の手間もなくなり、洗濯機のカビ取り掃除の回数もグッと減ります。
一家に1つマグちゃんがあるだけで、かんたん洗濯ライフに早変わりするので、ぜひ試してみてください!
今後も「よっしーのいえ」では暮らしをちょっと楽しくするような「生活や子育てに関する情報」を随時お伝えしていきます。
それでは、今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!またね!