家族でミニマリストになりたいけど、パートナーの理解が得られなくて…
せっかく決意して断捨離したのに喜んでもらえない…
ここでは、こんなお悩みをすっきり解決していきます!
結婚・出産後にミニマリストな暮らしを目指し始めました!
結婚後にミニマリストになりたいと思ったら注意が必要ですよ
この記事でお伝えしていく「ミニマリスト家族が迷惑な理由」について知れば、あなたもストレスを溜めることなくミニマリストを目指せるようになりますよ。
前半では「ミニマリスト家族が迷惑な理由」について、後半には補足として「家族がいてミニマリストを目指す時の注意点」について紹介していきます。
独身や独り身のときは自分の意思だけでミニマリストになれるので、とてもカンタン。
ですが、もう結婚や出産をして家族がいるとそうはいきません。
わが家でも、わたしは元々あまりモノを持たない方なのですが、夫は真逆の持ちたがりで、捨てられない派。
価値観が真逆なので、わたしがミニマリストを目指し始めた頃はストレスがたまる一方でした。
ミニマリストの考え方はとても素敵ではあるのですが、万人向けではありません。
家族にミニマリストの考えを強要していると、最悪、離婚の可能性も出てきてしまいますよ。
家族と楽しく暮らすためにも、ミニマリストが迷惑だと思われる理由をしっかり知った上で、断捨離をしていきましょう!
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ミニマリスト家族が迷惑な理由5つ
ミニマリスト家族が迷惑だと思われてしまう理由はこちらの5つです。
- 突然パートナーの価値観が激変している
- モノは少ない方がいいという価値観を強要される
- 自分にとって必要だと思うものを捨てられる
- モノを買うと嫌味を言われる
- 以前と同じ部屋の状態でもイライラしている
今までにわたし自身が夫にやらかしてしまった所業の数々です。
では、これらの行動がなぜ迷惑がられてしまうのかを解説していきますね!
突然パートナーの価値観が激変している
まず迷惑がられる理由のひとつめが、ある日突然パートナーの価値観が激変しているからです。
きっかけは本、YouTube、インスタなど様々ですが、ミニマリストの考え方に共感すると行動するまでが早いです。
というのも、やらない人は何を見てもやらないのでいいのですが、一度やると決めた人は早いんです!
断捨離に目覚めた人は、モノがどんどん減って快適に暮らせるようになるのがクセになり、いちどやり始めると止まりません。
あまりの急激な変化に、パートナーは戸惑ってしまいます。
夫婦でやっていたやり取りはこんな感じです。
あれ、これ捨てちゃうの?
だって、もう1年以上使ってないし
1年に1回も使わないなら要らないよ
え、これも捨てるの?
まだ使えるよ
使えても、使ってないもん
使わないのを置いておくのは保管場所のムダだよ
う〜ん…
こんなやり取りを、週に2回ぐらいしていました。
夫からしてみれば、妻がやたらYouTubeを見るようになったと思ったら、突然モノをポイポイ捨てていくようになるわけです。
しかも、正論で返してしまうので相手にとっては気持ちいいものではありません。
ミニマリストの考え方や断捨離はとても素敵なのですが、パートナーに説明もなくやり始めると信頼関係を失うきっかけになりますよ。
モノは少ない方がいいという価値観を強要される
迷惑がられる理由の2つ目が、モノは少ない方がいいという価値観を強要されるからです。
「モノは少ない方がいい、必要なモノだけで暮らせばいい」というのは、たくさんある価値観のうちのひとつです。
同意できる人もいますが、理解できない人だってたくさんいるんです!
それを知らずに「こんな素晴らしい考え方だから、きっとパートナーも共感してくれるはず!」と思って強要していると、どんどんパートナーの心が離れていってしまいますよ。
わが家でのやり取りはこんな感じです。
モノが少ない方が、掃除や片付けの手間も減るからいいよ
使わないものは捨てていこうよ
それもわかるんだけど、生活感がある方が落ち着くんだ
あと、捨てることの方がストレスで…
わたしは掃除と片付けの手間の方がストレスなんだけど…
でもなぁ…
今まではモノが多くても何の疑問も抱かずに暮らしていました。
ところが、ある日突然「モノは少なくあるべし!」と強要されるわけです。
しかも正論で言ってしまうので、余計にタチが悪いですね…!
急に価値観が変わったのは自分の方なのに、パートナーに強要するのはお門違いです。
価値観が変わるのは自由ですが、相手に強要するのはやめましょう!
自分にとって必要だと思うものを捨てられる
迷惑がられる理由の3つ目が、自分にとって必要だと思うものを捨てられるからです。
ミニマリストに憧れて断捨離をし始めると、自分のものの処分が終わったら共有の持ち物を処分し始めます。
自分は使っていないからと捨ててしまうと「実はパートナーは使っていた」というケースが発生。
これを繰り返していると、どんどん信頼度が下がっていきますよ…!
わが家でのやり取りはこちらです。
廊下に置いてあったダンボールなくなってるけど、どこ?
えっ?
使ってなさそうだったから、まとめて処分したよ
あれ、メルカリ用の段ボールだったんだ…
いつどの商品が売れるかわからないから、サイズ揃えてて
そうだったんだ、ごめん…
メルカリ用の段ボールだとは知っていたのですが、明らかに枚数が多かったので1〜2枚だけ残して捨ててしまいました。
夫としては小型、中型、大型、簡易封筒など、いつでも出荷できるように数種類揃えていたようです。
このようにこちらからしたらゴミのように見えても、相手にとっては必要なものだったりします。
とくに、共有部分は自分の判断だけで捨ててしまいがち。
必要かどうかは相手も決める権利があるので、捨てるときには一言伝えておきましょう!
モノを買うと嫌味を言われる
迷惑がられる理由の4つ目が、モノを買うと嫌味を言われるからです。
ミニマリストになると捨てるのはもちろん、モノ買うときもシビアになります。
買うかどうかの判断基準が「本当に必要なものかどうか」になるので、基本的に衝動買いもありません。
ミニマリストがモノを購入するときは、考えに考え抜いた末に「買おう」と決めたものばかり。
なので、パートナーが気軽に買い物をしていると「何でそんなもの買うの」と思ってしまいます。
思うだけならいいのですが、けっこう言葉に出しちゃってしまいますね…!
こちらから見たら不用品でも、パートナーにとっては必要なものです。
パートナーが買うものに関しては、よほどのムダづかいではない限り口出しするのはやめておきましょう。
わが家でのやり取りはこちらです。
また玄関にAmazonの箱あるんだけど…
今週、何個目?
パソコンの周辺機器で、必要なのがいくつかあって
これ、またケーブルだね…
ケーブルはすでに引き出しに満タンで入ってるじゃない
いやこのケーブルはまた別でさ
変換部分とか通信速度とか色々あるんだよ
そうですか…
このような感じで、わたしから見たら不用品にしか見えないケーブルの山もすべて種類が違うようです。
パートナーがPC周辺や、ガジェット関連が趣味だと、こちらからしたら震え上がるほどの物量があったりします。
ですが、それらはぜんぶ用途が違うもの。
相手の持ち物まで口出しし始めると、信頼を失いかねないので気をつけてくださいね!
以前と同じ部屋の状態でもイライラしている
迷惑がられる理由の5つ目が、以前と同じ部屋の状態でもイライラしているからです。
ミニマリストを目指し始めると、どんどんモノが少なくなってくるので部屋もすっきりしてきます。
以前は床にモノを置きっ放しだったりしたのが、だんだん床にはモノがない状態が普通に。
そうすると以前のように床にモノを置くと悪目立ちしてしまうので、ちょっと床に置いてあるだけでイライラしてしまいます。
パートナーからしてみれば、以前と同じぐらいの部屋の散らかりぐらいなので、多少床にモノが置いてあっても気になりません。
ですが、こちらは散らかった部屋を見るだけで耐え難いぐらいのストレスを感じてしまいます。
散らかった部屋を見ると、自分ではどうにもならないぐらいイライラしてしまうので、これは前もって夫に伝えておきました。
伝えた内容はこちらです。
部屋が散らかってると、気が狂うぐらいストレスになるから、リビングとか共有部分だけは散らかすのをやめてほしい。
伝えたおかげで、「部屋が散らかっているとイライラする」というのをわかってくれました。
さらに、リビングが散らかっているとときどき片付けてくれるようにもなりました。
とはいえ、わたしの持ち物で部屋が散らかってるわけではないのですが…
今まで大丈夫だった状態でもイライラされるようになってしまうのは、相手にとっては迷惑です。
せめて、以前と価値観が変わっているということを伝えておきましょうね!
家族がいてミニマリストを目指す時の注意点
それでは、ここからは家族がいてミニマリストを目指すときの注意点についてお伝えしていきます。
注意点はこちらの5つです。
- ミニマリストの考え方家族に強要しない
- ミニマリストを目指していることを家族に伝えておく
- 自分の持ち物以外を捨てるときは確認する
- 家族の個人的な買い物に口を出さない
- 完璧を目指さない
それでは、こちらも合わせてチェックしておきましょう!
ミニマリストの考え方を家族に強要しない
まずひとつめの注意点が、ミニマリストの考え方を家族に強要しないことです。
ミニマリストの考え方はとっても素敵なのですが、家族も同じように思うとは限りません。
基本的に、相手を変えさせようとするのは無理ですよ!
考え方を強要し始めると相手にとってはストレスになり、最悪離婚する可能性も出てきます。
あくまでミニマリストの考え方に共感しているのは自分だけです。
知識として考え方や素晴らしさを伝えるのはいいのですが、強要はしないようにしましょう。
ミニマリストを目指していることを家族に伝えておく
2つ目の注意点が、ミニマリストを目指していることを家族に伝えておくことです。
ミニマリストの考え方とても素敵なのですが、極論なので万人向けではありません。
急にミニマリストを目指して断捨離を始めると、端から見たら大事なものも捨てているように見えるので、逆に心配させてしまいます。
なので、ミニマリストを目指し始めたら必ずパートナーには伝えておきましょう!
ミニマリストの考え方は、かなり奥が深いです。
伝えるのが難しいと思ったら、パートナーに書籍を1冊渡しておくといいですよ。
おすすめの書籍は、ミニマリストTakeruさんの「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」です。
わかりやすくまとめてあるので、活字嫌いの人でも読みやすいですよ!
自分の持ち物以外を捨てるときは確認する
3つ目の注意点が、自分の持ち物以外を捨てるときは確認することです。
これは、前項目の「迷惑だと思われる理由」でも触れましたが、自分では要らないものでも、家族にとっては大切なものだったりします。
それを無断で捨ててしまうのは、信頼を失ってしまうのでやめておきましょう。
正直、いちいち確認するのは面倒ですが、だんだんと「これ、要らなそうだから捨てておくね」とサラっと伝えられるようになってきます。
本当に必要なものだったら、「捨てないで」と即答してくれるはず。
逆に、「う〜ん」と悩むようだったら相手が迷っている証拠なので、説得を試みてみましょう。
ですが、強要しないように気をつけてくださいね!
家族の個人的な買い物に口を出さない
4つ目の注意点が、家族の個人的な買い物に口を出さないことです。
何を大切に思うかは人によって違います。
家族が「これが欲しい!」と思って買ったものに「それ、本当に必要なものなの?」と聞くのは野暮ですよ。
あくまで、ミニマリストを目指しているのは家族の中であなたひとりです。
家族の個人的な買い物に対しては、口出ししないように心がけましょう。
個人的な買い物に対しては口出ししないほうがいいですが、家族みんなで使う共有のものならあなたにも決める権利があります。
使うのは家族みんななので、家族で話し合って買うかどうか決めていきましょう。
話し合うときは、「ムダ・要らない」と言いすぎないよう気をつけてくださいね!
完璧を目指さない
5つ目の注意点が、完璧なミニマリストを目指さないことです。
と言うのも、価値観が違う家族といっしょに住んでいて、途中からミニマリストを目指すのはとても大変です。
パートナーとはあなたがミニマリストになる前に結婚しています。
結婚して数年たってから「わたしはミニマリストになる!あなたもいっしょに!」と急に言われても困るだけでしょう。
もともとモノの持ち方について近い考えがあるパートナーであればうまくいくかもしれませんが、そうでないなら価値観の強要になりかねませんよ。
書籍やインスタグラム、YouTubeには、家族みんなでミニマリストで素敵な家に住んでいたりしますが、現実的にはかなり厳しいです。
完璧に見えるミニマリスト一家になるためには、家族全員がミニマリスト的な暮らしを実践しないといけないので、思っている以上に難しいはずですよ。
完璧なミニマリストを目指すと、自分にも家族にとってもストレスになり本末転倒になりかねません。
まずはあなたのペースで、あなただけがミニマリストになることを目指してみましょう。
あなたが一生懸命がんばっていると、いずれ家族も少しずつ影響を受けてモノの持ち方を見直してくれるようになります。
ミニマリスト目指したての頃は大変かもしれませんが、肩の力を抜いて継続していきましょう。
わたしの夫も、ちょっとずつですが要らないものは処分してくれるようになってきましたよ!
家族に迷惑と思われない自分だけのミニマリストを目指そう!
さて、いかがだったでしょうか!
家族になってからミニマリストを目指すのは、想像以上に大変です。
もともとミニマリスト同士で結婚したわけではないので、ひとりだけ急にミニマリストの考えに浸ってしまうと、家族は困惑してしまいますよ。
家族に迷惑だと思われてしまう理由はこちらの5つでしたね。
- ある日突然パートナーの価値観が激変している
- モノは少ない方がいいという価値観を強要される
- 自分にとって必要だと思うものを捨てられる
- モノを買うと嫌味を言われる
- 以前と同じ部屋の状態でもイライラしている
あくまでミニマリストになろうと思ったのは、家族の中で自分だけだったはず。
家族は、ひとりひとり別の価値観を持って生活しています。
たとえあなたが「ミニマリストになろう」と思っても、家族には強要しないように気をつけましょう。
強要したくなる気持ちは、痛いほどわかるんですけどね…!
家族みんなでミニマリストになって、すっきりとした家に住むのは理想ですが現実はそうはいきません。
ですが、あなた自身の持ち物やスペースから変えることはできますよ!
わが家ではリビングやキッチン、洗面所、ベッドルームなどの共有スペースから少しずつ断捨離しています。
おかげで、ダンボール2〜3箱分は処分できました。
ペースは遅いですが、少しずつすっきりした空間が増えてきていますよ!
ぜひ、あなたも「あなた自身ができるところから」ミニマリストを目指してみてくださいね!
\まとめて断捨離するならここ!/